平成18年2月25日、伊丹空港より「ふるさと帰省ツァー30名の仲間と共に出発。熊本空港より観光バス阿蘇山観光の後、一路天草へ。本渡のホテルアレグリア天草で宴会し、翌日26日は倉岳閉町式に6名が代表で参列した。倉岳町がなくなる訳ではないのに閉町式という複雑な気持ちでの参加だった。会場の他目的研修集会施設にはすでに大勢の来賓者であふれていた。 稲津町長の挨拶を皮切りに町議会、県議会の代表の挨拶の後。小、中学生の作文の朗読、倉中女生徒の合唱、宮田出身の原田佳世子さんのフルート演奏のあと、関西ふるさと倉岳会会員で兵庫県在住の原田和広氏の「母なるふるさと」を姪の原田佳世子さんが代理朗読。「故郷は、遠きにありて、思うもの・・」で始まり古き良き時代の思い出、話しになった頃は会場の出席者には涙ぐんでいる人も、小生も思わず涙があふれた。式典一部の最後は全員で「故郷」を合唱し、最高に盛り上がった。 アトラクションでは葦北(芦北町)鉄砲隊の火縄銃試射演武があり、稲津町長も勇壮な武将姿で登場。迫力ある鉄砲の音にびっくりして泣き出す子供もいた。 最後の倉岳町お別れ交流会では懐かしい友人達と一緒に乾杯!!名残を惜しみながら会場を後にした。交流会の帰り山並彰夫さんに「おるげさん、なんさま寄ってけー」と誘われて、多勢で押しかけ、また、翌27日には金子登さん宅にも仲間共々立ち寄り、倉岳の人情に触れた帰省であった。行政は3月27日より天草市に移るが、ふるさと倉岳町は永久に続く。 私達、ふるさとを離れた者をいつでも温かく迎えいれてくれる「ふるさと倉岳町」を益々自慢が出来る様になった三日間であった。
|